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外国人採用支援

1. はじめに

近年、日本国内の労働人口減少と国際競争力の維持の必要性から、多くの企業が外国人雇用を検討するようになっています。企業が成長し続けるためには、多様な人材を取り入れ、新しい視点やスキルを活用することが求められます。特に、外国人労働者の採用は、企業の国際競争力を高めるための有力な手段となっています。これらの事情に鑑み、入管法が改正され、より多くの外国人を受け入れられるようになりました。
厚生労働省によると、2022年末時点の在留外国人は約193万人と過去最多を記録しており、今後も増加傾向が続くと予想されています。

しかし、外国人採用は、法令や文化の違いなど、多くの課題も存在します。法令違反やトラブルが発生すれば、企業にとって大きなリスクとなります。適法な外国人雇用体制を構築するためには、採用段階での対応が非常に重要です。当事務所では、適法な外国人雇用体制の実現に向けて外国人採用を検討されている企業向けに、「外国人採用支援」として、採用段階の職種判断からスキーム構築をサポートしております。

2. 外国人採用において発生しやすい課題

外国人採用において、発生しやすい法的課題は以下のとおりです。

従事する業務内容と在留資格の乖離

外国人が日本に在留する場合には、活動内容に沿った在留資格を取得している必要があります。就労を目的とした在留資格では従事できる業務内容が制限されているため、制限された範囲の業務しか対応ができません。
採用段階で、雇用した外国人材に従事してもらいたい業務内容が明確でない場合、外国人材の在留資格との乖離が起きてしまう場合があります。
在留資格での制限を超える業務に従事させてしまうと、外国人材のみではなく雇用している企業にも法的罰則が発生するため注意が必要です。

雇用時に必要な手続きの不足

外国人材が日本で就労を行ううえでは、在留資格をはじめとして様々な手続きが必要になります。これらの手続きをスケジュールに余裕を持って遂行をしていくことが重要です。予定をしていなかった追加の対応が発生してしまった場合には、雇用を開始するスケジュールから遅れてしまう可能性もあります。

中長期的な定着を見据えた整備

特定技能外国人をはじめとして、一時的な人材確保ではなく中長期的な雇用を想定されている企業も増えてきています。日本で就労を行う際には、文化・習慣の違いもあり、コミュニケーションやマネジメントに課題が生じる可能性があります。また、日本語能力の向上にも一定の時間がかかるため、社内体制によっては、採用をしてもすぐに転職・退職に繋がってしまうということも少なくありません。中長期的な定着を見据えて、しっかりとキャリアプランを準備しておくことで企業・外国人双方にとって最適な労働環境を整備することができます。

3. 当事務所が提供する外国人採用支援

上記のような課題を克服し、外国人採用を成功させるために、当事務所は「外国人採用支援」として企業向けのサポートを実施しております。具体的なサポート内容の一例としては下記の通りです。

3.1在留資格と連動した業務内容のチェック

在留資格には「技術・人文知識・国際業務」「技能」「技能実習」「特定活動」など様々な種類があり、就労が許可されているかどうか、業務内容の制限を超えていないか等を確認しなければなりません。また、「留学」「家族滞在」「文化活動」などの在留資格については、「資格外活動許可」を取得したうえで週28時間の就労時間の制限が設けられています。
貴社にて採用を検討している外国人材や従事してもらいたい業務内容をヒアリングしたうえで、適法に雇用が可能かどうかをチェックいたします。
また業務内容と在留資格に乖離がある場合には、適法な採用に向けてどのようなスキームを活用すべきかをご提案させていただきます。

3.2 外国人材に関するキャリアプラン・賃金制度策定支援

中長期的な定着を見据えるうえでは、採用段階でキャリアプランや賃金制度を策定しておくことが重要です。当事務所ではキャリアプランと在留資格の変更フローを連動させたうえで、外国人材に提示できる賃金制度等のご提案をさせていただきます。採用時に詳細なキャリアステップを提示できることで、採用力も高めることができます。
在留資格の申請に留まらず、今後の定着を見据えた制度設計が当事務所の強みです。

3.3 在留資格の手続きをはじめとした各種手続き代行

外国人を外国から呼び寄せて雇用する場合には「在留資格認定証明書」を取得する必要があります。雇用予定の外国人材の履歴書や現地の書類の収集から、雇用企業側で提出が必要な各種書類の収集・作成まで総合的にサポートをさせていただきます。企業の状況に合った最適な在留資格を選定し、必要書類の作成や提出、入国・在留管理局との折衝などを代行することで、迅速かつ確実な在留資格取得をサポートします。また、現在雇用している外国人材の更新手続きも、もちろん対応可能です。

4. 外国人採用支援を受けるメリット

当事務所の外国人採用支援サービスを利用することで、企業は以下のメリットを得ることができます。

4.1 法令リスクの低減

外国人雇用に関する法令は、日本人社員を雇う際の法令はもちろんのこと、入管法や技能実習法等の外国人材特有の法令が関与するため、非常に複雑であり、誤った対応は企業に大きなリスクをもたらす可能性があります。当事務所によるサポートを受けることで、法令違反のリスクを低減し、安心して外国人採用を進めることができます。

4.2 ビザ・入国手続きの効率化

ビザ・入国手続きは煩雑で時間と手間がかかります。必要書類の準備や手続きに関して当事務所に代行を依頼することで、時間を大幅に短縮し、業務効率を向上させると共に、本業に注力することができます。

4.3 中長期的に活躍できる優秀な人材の確保

キャリアプラン等を採用段階で整備をしておくことによって、成長意欲のある優秀な外国人材からの応募を獲得することができます。評価と連動した賃金制度を構築しておくことは、結果として人材の定着のみではなく、中長期で活躍できる優秀な人材の確保に繋がります。

5. まとめ

外国人採用は、更なる躍進を目指す企業にとって、多様な人材を獲得し、グローバルな競争力を高めるための大きなチャンスとなる一方で、複雑な法令の遵守や管理の難しさ、文化の違いから起こる衝突など、多くの課題も存在します。当事務所が提供する外国人採用支援を活用することで、これらの課題を退け、外国人採用を成功させることができます。
外国人採用を検討している企業の経営者様は、ぜひ一度当事務所にご相談ください。

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