年頭のご挨拶2021

新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

昨年はコロナ禍で特別な変化や臨時対応が求められる中、様々な方にお世話になりました。誠にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

昨年はコロナ感染予防策としてオンラインの仕事が急速に普及しました。テレワークによって移動時間や通勤の負担を軽減でき、時間を効率的に使えるようになりました。自由な服装でリラックスして業務に臨むことで仕事のストレスを軽減することもできます。オンラインでの業務が普及することで地方の垣根を超えた取引や採用活動もできるようになりました。仕事だけでなく、オンライン飲み会等の新しい余暇の過ごし方も生まれました。実は、従来から働き方改革による業務効率化の一環として政府によるテレワーク普及活動がされていましたが、なかなか浸透していなかったのです。まさにコロナのピンチを働き方改革に繋げた好事例と言えます。統計によればテレワークを実施している人の7割以上がコロナ収束後もテレワークを続けたいと希望しています。ただし、テレワークにおいては上司や同僚とのコミュニケーションや人事評価に不安がある人が多いようです。

このような中で弊社は新たなクラウド型人事制度管理システム(タレントマネジメントシステム)「HRビズ」を開発しました。クラウド上でどこにいても従業員の目標管理や評価ができます。部下との面談内容も簡単に記録することができます。従業員の等級、資格、学歴、賞罰歴等のデータベースをもち、能力をスキルマップによって可視化できるためタレントマネジメントに最適なシステムです。本年二月にリリースする予定です。

もう一つ忘れてはならないのが法改正です。大企業は既にスタートしておりますが、本年4月1日からパート・有期労働法による同一労働同一賃金が中小企業にも適用されます。この法律により正規社員と非正規社員の間で諸手当の格差を設けることが難しくなります。今までの賃金体系が通用しなくなるばかりでは無く、雇用形態や労働条件等の根本的な見直しが求められます。

本年はこの「HRビズ」の普及と「同一労働同一賃金コンサルティング」を事業の軸として更なる飛躍を目指して参ります。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます

ロイヤル総合研究所

代表 森崎和敏