新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

さて、本年4月からいよいよ働き方改革関連法がスタートします。法改正に対応すべく労働環境の整備を進めていく必要があります。ただし、忘れてはならないのは、働き方改革関連法は、働き方を変えることが目的ではなく、生産性を向上させることが目的だということです。先進諸国の中で生産性が低く、人口減少で労働力不足が深刻化する中で日本が経済成長するためには生産性の向上が最も重要なポイントとなります。

私たちは社会保険労務士として、労務管理や労働環境の整備を支援し、生産性向上のための働き方を提案して参ります。例えば短時間勤務やテレワーク、フレックスタイム制度等の柔軟な働き方、主婦層や若年層等の潜在的な労働力の活用に加え、外国人採用等の新たな労働力の確保を支援して参ります。さらに、様々な働き方改革に関する好事例を周知することで業務改革の推進を図るとともに、ＲＰＡに代表されるロボティクス技術やクラウド版のソフトウェアを利用した業務効率化を推進します。

弊社自身も、柔軟な働き方を導入し、様々なバックグラウンドを持つ従業員が働きやすい環境を用意します。業務面においては、昨年導入したＲＰＡをフル活用して生産性を向上させるとともに、ロボット技術とクラウド技術を利用した正確で効率的な新しいアウトソーシング事業をスタートします。詳細は後日リリースしますのでご期待ください。

本年は平成時代が終わりを告げ、新たな時代がスタートします。そして、その年に働き方改革関連法が開始されるという偶然とは思えないような大きな転換期です。この転換期をチャンスに変え、新しい時代を切り拓いていきましょう。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

社会保険労務士法人ロイヤル総合研究所

代表　森崎和敏