従業員の育児休業取得に対する助成金活用
①相談内容
顧問客より従業員が産休・育休を取得することになり、代替要員として新たに従業員を採用したので、入社手続きをしてほしいとの連絡があった。
②争点
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- 従業員の産休・育休取得は、企業にとって避けられない重要なライフイベントへの対応だが、これに伴う業務体制の見直しや代替要員の確保など、企業側の負担も少なくない。
- 厚生労働省の助成金の中には、従業員の育児休業取得や職場復帰を支援する取り組みに対して支給されるものがあるが、残念ながらあまり知られていないため活用できていない企業が多い。
③解決内容
・育児休業に関する厚労省の助成金があることを説明。
・従業員の育休取得に対しては「両立支援等助成金(育児休業等支援コース)」、育休中の代替要員採用に対しては「両立支援等助成金(育休中等業務代替支援コース)」の活用を提案。
・2つのコースを合わせて100万円超の助成金を受けることができた。
④社労士所感
・厚生労働省の助成金は50種類以上あり、社労士に相談することで初めて利用できる助成金があることを知るケースも多くあります。
・会社で新たな採用等の計画があるときは、まずは社労士にご相談されることをおすすめします。



