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令和7年賃金引上げ等実態調査の結果が公表されました
厚生労働省から令和7年「賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果が公表されました。
この調査は、100人以上の常用労働者を雇用する全国の会社を対象に今年の7~8月に実施されたものです。
今後も賃金引き上げの動きは続くことが予想されます。
今回の調査結果を今後の自社の賃上げの参考となさってください。
調査結果の主なポイント
賃金の改定の実施状況
- 令和7年中に「1人平均賃金を引き上げた・引上げる」企業割合 91.5%(前年91.2%)
- 1人平均賃金※の改定額(予定を含む。) 13,601円(前年11,961円) 4.4%(同 4.1%)
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- 「労働組合あり」の1人平均賃金の改定額(予定を含む。) 15,229円(前年13,668円)
- 「労働組合あり」の1人平均賃金の改定率(予定を含む。)4.8%(同 4.5%)
- 「労働組合なし」の1人平均賃金の改定額(予定を含む。) 11,980円(前年10,170円)
- 「労働組合なし」の1人平均賃金の改定率(予定を含む。)4.0%(同 3.6%)
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※ 「1人平均賃金」とは、所定内賃金(諸手当等を含むが、時間外・休日手当や深夜手当等の 割増手当、慶弔手当等の特別手当を含まない)の1か月1人当たりの平均額をいい、「1人平均賃金の改定額」 は1人平均賃金の改定後と改定前の差額をいう。
※ 「賃金の改定」とは、すべて若しくは一部の常用労働者を対象とした定期昇給(定昇)、ベースアップ(ベア)、諸手当の改定等をいい、ベースダウンや賃金カット等による賃金の減額も含む。
定期昇給等の実施状況
定期昇給制度のある企業の定期昇給の実施状況では、定期昇給を「行った・行う」企業割合 76.8%
定期昇給制度がある企業におけるベースアップの状況
ベースアップを「行った・行う」企業割合 57.8%




