Q1. 御社の企業概要について教えてください。
寺岡社長:当社は2010年3月に創業し、現在は社員数約50名ほどの規模です。高齢者施設や障がい者施設など向けの記録管理クラウドシステムを自社で開発し、販売・サポートまで一貫して手がけています。もともと受託開発などは一切やらず、自社プロダクト一本で勝負してきました。全国展開を目指しており、そのためにはしっかりした会社組織を築く必要があると考えて、労務体制も強化してきました。
Q2. 顧問契約を当事務所に依頼しようと思われたきっかけを教えてください。
寺岡社長:創業当初からの付き合いなんです。きっかけは信頼のある方からの紹介でした。最初から何もわからないスタートアップだったので、すべてお願いしたというのが正直なところです。会社がまだ2〜3人規模だった頃から、今に至るまでずっと支えてもらっています。
Q3. 顧問契約をする際に、他の社労士事務所と比較することはなかったのでしょうか。
寺岡社長:まったく比較していないですね。信頼できる方に紹介してもらって、すぐにお願いしました。社労士だけでなく、司法書士や他の士業も、つながりある信頼できる方ばかりでお願いしています。
Q4. 普段、どのような相談をしているか教えてください。
松下様(管理部):給与計算や手続き業務はもちろんアウトソーシングでお願いしていますが、それ以上に、日々の細かい労務相談などにすごく助けてもらっています。たとえば振替休日の取得や勤怠管理システムの運用方法など、現場の運用で迷うことをその都度丁寧にご対応いただいています。
私自身、人事労務の経験がほぼゼロの状態から担当になったのですが、本当に一から教えていただきました。素人にもわかりやすく説明してくださるので、自然と労務知識が底上げされました。
Q5. 御社が当事務所と契約をしてどのようなメリット(良かったこと)がありましたでしょうか?
松下様:日々の相談に親身に乗っていただけることはもちろんですが、人事制度の導入支援や、勤怠システムの選定なども提案していただき、業務の効率化にもつながっています。ただの代行業務ではなく、私たちと一緒に組織を育ててくれる存在ですね。
寺岡社長:人数が増えると、より良い労働環境を求める声も当然出てきます。でも、私たちはベンチャー的なスピードで走ってきたので、いわゆる「普通」がわからない。そんなときに、コンプライアンスの視点で「普通の会社はこうですよ」とアドバイスをもらえることが、ものすごく大きいです。正直、自分たちだけでは無理でした。
Q6. 当事務所を上手に活用していただくポイントは何がありますでしょうか?
松下様:本当に小さなことでも相談して大丈夫、という安心感があります。社内の状況を深く理解していただいているからこそ、的確なアドバイスをいただけるんだと思います。また、法改正の情報もすぐにキャッチしてくださるので、「この法改正が来る前にこう準備しておきましょう」といった先回りの対応ができるようになりました。セミナーも定期的に案内いただいていて、社内の知識アップにもつながっています。
Q7. 最後に、顧問契約を検討されている経営者の方にメッセージをお願いします。
寺岡社長:社労士の仕事って、事業に直接関わる部分じゃないから、どうしても後回しにされがちです。でも、従業員に給与を払う、人を採用する、組織を守る──これは会社の土台です。そこをしっかり築かないと、いくら事業に力を入れても崩れてしまう。僕のように、システム開発に全力で集中したい経営者こそ、労務はプロに任せた方がいいです。ロイヤルさんは、僕らのように“良い意味でネジが外れた”事業家をちゃんと現実に引き戻してくれる、心強いパートナーです。
松下様:管理部門はつい人材配置が後回しにされるんですよね。でも、ちゃんと整えることで安心感が生まれて、経営にも集中できます。「困ってから相談」ではなく、「一緒に育ててもらう」感覚で、ぜひ社労士さんに関わっていただくことをおすすめします。