準社員制度をつくり就業規則を作成変更した事例
①相談内容
多様な働き方に対応している企業という情報を発信して採用を有利にするために準社員制度をつくりたいという相談を受けた。
②争点
採用と社員の定着率向上に役立つ準社員制度の設計
③解決内容
・従業員からのニーズをまとめ準社員の要件を整備。
・労働条件を整備(所定労働時間と賃金、求められる職責、配置転換・休職等)して就業規則に反映し労働基準監督署へ提出。
・規則の内容を社員に周知して制度を導入。
・採用の募集要項にも準社員制度を記載して多様な働き方をPR。
・現場の従業員の方々いわく、雇用形態と労働条件が明確になったので社内秩序が以前より保たれているとのこと。
④社労士所感
多様な働き方を制度化・明文化して周知することで従業員に制度が浸透する。
新たな制度を導入することで社内の活性化に繋がる。
売り手市場で社員の転職が当たり前の世の中で旧来の制度だけでは対応できないため、多様な働き方の導入は必須である。