退職金制度として「確定拠出年金」と「確定給付年金」を導入した事例
①相談内容
従業員100名超の企業、幹部社員が安心して勤務できるよう退職金制度を充実させたい。
②争点
成長中の中堅企業で社員のモチベーション向上と定着率向上に結び付く退職金制度の導入。
これまでの貯蓄型の古い考えを払しょくし、投資型で資産形成をできる制度の導入。
③解決内容
・将来の給付額が決まっている確定給付年金制度と自分で掛金を投資運用して資産を構築する確定拠出年金制度を導入。
・全社員に確定給付年金によって退職金を積み立てることで安心して働ける。
・確定給付年金は利息1.1%が保障されている唯一の年金「しっかり貯まる企業年金」を導入。
・さらに従業員が自分で資産構築できるように確定拠出年金制度も導入。
・幹部には確定拠出年金にあてるための手当を支給し、資産運用できるように制度完備。
④社労士所感
従業員を大切にしている経営者の意図を反映できる制度を導入できた。
安定・安心の確定給付年金と資産運用ができる確定拠出年金を両方導入した点が業態にマッチした制度導入となった。