「固定残業代」導入で、給与計算をシンプルに
①相談内容
契約企業の清掃サービスを行う顧問A社では、契約先ごとにサービス提供時間が異なるうえに、当日の時間変更も頻繁に発生するため、時間外労働、深夜労働の把握が難しい。人件費が把握しやすく、シンプルな賃金制度に変更したいとの相談があった。
②争点
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- 契約先ごとの勤務時間が流動的なため予定外の残業や深夜勤務が発生しやすく、割増賃金が必要になる。
- 正確な労働時間の記録や管理が難しいという問題点があった。
③解決内容
・過去6か月間の各従業員の勤務実績を分析し、時間外労働・深夜労働の実態を把握。
・勤務実態に適した労働時間制を提案。
・必要な時間数を算出し、固定残業手当・固定深夜手当の導入を提案。
・制度導入に伴う就業規則変更をサポート。
④社労士所感
・常態的に時間外労働が発生し、時間管理が難しい業種では、実態に即した制度設計を行うことで、企業・従業員双方にとってメリットのある労務環境を構築することが可能です。
・労働時間管理や給与計算にお困りの事業主様は、ぜひ専門家にご相談ください。




