目次
医療保険制度改革の主な内容
令和8年5月に「健康保険法等の一部を改正する法律案」が成立しました。将来にわたって医療保険制度を維持しながら、負担の公平化と子育て支援の充実を図るため、医療制度の見直しがすすめられています。
OTC類似薬の保険給付を見直し
市販薬(OTC医薬品)で代替できる医薬品について、保険適用の範囲が見直されます。これにより、医療機関で処方を受ける場合と市販薬を購入する場合との公平性を高めることが期待されています。

高額療養費に「年間上限」を新設
高額療養費の月単位の自己負担額に加え、新たに年単位の自己負担上限額が設定されます。年間上限額に達した後は、それ以上の医療負担が不要となり、長期間治療を受ける方の負担軽減につながります。

高額療養費自己負担限度額の引き上げ
制度全体の持続可能性の確保の観点から、低所得者の負担に配慮しつつ、月単位の高額療養費の自己負担の限度額の引き上げが令和8年8月から行われます。

後期高齢者医療制度の公平性を向上
上場株式の配当などの金融所得について、確定申告の有無によって窓口負担割合や保険料が変わる不公平が改善されます。所得に応じた、より公平な負担にすることが目的です。

妊娠・出産への支援を強化
妊婦検診や出産にかかる経済的負担が軽減されます。出産費用の見える化を進めるとともに、標準的な出産費用について自己負担をできるだけなくし、安心して出産できる環境づくりが目指されています。

参考リンク
- 医療保険制度改正法が成立しました| 厚生労働省|厚生労働省
- 【制度改正】令和8年8月から高額療養費制度が見直されます|健康保険コラム|広報資料集・広報ツール|協会けんぽの事業|協会けんぽについて|協会けんぽ




